フランス料理 ラ・プティ・オーベルジュ
オーナーシェフの川口さんのぼくとつな人柄に惹かれ、学生時代から20数年来、通っているお店。
2月11日は僕の誕生日だったので、久しぶりに仁王さん通りにある「
フランス料理 ラ・プティ・オーベルジュ」に伺った。
今はあまり宣伝をせず、自分の料理が好きだという人たちに食べてもらいたいとひっそりと店を営んでおられるそうだ。
メニューはなく、お任せで一通りコースを組み立てていただいた。
自家製のパン。皮がパリッとして美味しい。
前菜の
フォアグラのテリーヌ
まったりと濃厚な一皿。
三陸産牡蠣のグラタン
チーズをふりかけ、軽く焼いた程度。
磯の香りが何とも言えない旨さ。
ロールキャベツのスープ仕立て
滋味あふれる優しい味わい。
真鯛のムニエル サラダ風
骨付きイベリコ豚のグリル
10kgの骨付き肉を仕入れたそうだ。
ボリュームたっぷりの一皿。
脂身が独特の甘味があって美味しい。
付け合わせのセロリとコリアンダーが口の中をさっぱりさせてくれる。
おなかいっぱいになった。
調理法は以前にも増してますますシンプルになっているようだ。
素材の魅力を活かし、魚や肉はほぼ塩こしょうだけの焼きっぱなし、三陸産の牡蠣のグラタンですらパルミジャーノ・レジャーノをふりかけて炙っただけといった具合だ。
でも、これがどれも旨い。
川口さんの人柄がにじみ出た実直な料理だ。
ワインは持ち込みが多いそうだ。
予約時に相談してみよう。
関連記事