スポンサーサイト

上記の広告は90日以上記事の更新がないブログに表示されます。新しい記事を書くことで、こちらの広告が消せます。

  

Posted by おてもやん at

2009年10月24日

二代目正六 鮨屋時蔵のランチ

 木曜、仕事が休みだったので、上通りの長崎書店横、「鮨屋時蔵」さんで寿司ランチをいただきました。
 8貫840円と12貫1,260円のにぎり2種類とちらしずしがありましたが、おなかがすいていたので12貫の握りにしました。
 時蔵さんの握りは非常に小ぶりで、女性でも一口でぱくっと食べられるサイズです。
 そのためか、店内は僕以外すべて女性客で賑わっていました。
 ネタが切れると早い時間でも終了してしまうので早めに出かけた方がいいでしょう。

 吸い物と茶碗蒸しがついてきます。



 どちらも薄味で美味しいですね。

 さて、この日の握りは・・・

 マグロの赤身とイカ

 シャリはひと肌です。
 ネタとシャリの一体感があります。

 ハイオとエビ

 ハイオは腹身のいいところ。
 エビは甘味があって美味しかったです。

 タコとハダラ(ママカリ)

 ハダラはしっかりと味が付けてあるので醤油は付けなくてもいいでしょう。

 貝2種。まつぶとホッキ

 貝は大好きなんです。
 まつぶは磯の香りと歯ごたえがいいですね。
 ホッキは甘味があります。

 ホタテの炙り

 軽く炙ってあるのがいいですね。

 カンパチ2貫 

 腹身の美味しい部分を握っていただきました。

 玉子

 甘めの味付け。

 お得なランチです。
 リーズナブルに時蔵さんの握りを楽しみたい方はぜひお試しを。

時蔵 (寿司 / 通町筋、水道町、市役所前)
☆☆☆☆ 0.0





  


Posted by nori at 18:01Comments(1)食べ歩き

2009年10月12日

ASOスローフード自然派レストラン「イロナキカゼ」のランチ

 今日は秋晴れのいいお天気でした。
 気のおけない友人と南阿蘇にドライブに出かけました。
 萌の里、あそ坊の里で野菜を物色した後、予約していた「イロナキカゼ」に到着です。
 このお店は、雑誌「MOCOS(モコス)」10月号に掲載されていたのを見て、初めて伺いました。

 お店の外観は、うっかり通り過ぎてしまうぐらい小ぢんまりとしています。


 内装はシックで落ち着きがあり、窓から見える緑とのコントラストが鮮やかです。


 いただいた料理は、「風のコース」1,800円です。
 有機野菜の前菜、サツマイモのスープ、自家製手打ちパスタ、パン、デザート盛り、コーヒーがセットになっています。

 前菜


 色々な野菜が、少量ずつ盛りつけられています。
 多品目の野菜がとれるところがいいですね。
 味付けは、必要最小限の薄味です。
 素材の味を生かす料理だと思います。
 オリーブオイルが美味です。

 サツマイモのスープ


 サツマイモを皮ごとミキサーにかけてあり、茶色の皮がところどころに彩りを添えています。
 これは、サツマイモの甘さとの調和を考えてか、しっかりとした塩味がついています。

 パスタ


 セージとローズマリーで香りをつけた赤牛のすね肉のラグーソースです。
 すね肉の筋がところどころ混じっていてジャキジャキとした食感があり、手打ち麺もグニュグニュとした弾力があり、噛みごたえがあります。
 このソースは、白っぽい色と風味からすると、すね肉、セージ、ローズマリーの風味を生かすため、たぶん赤ワインを使っていないのではないかと思います。もしかしたら、白ワインかお酒を使っているのかも知れません。ホールトマトもあまり入っていないようです。
 そのためか、薄味ですが、噛んでいるとすね肉の滋味がじわっと感じられます。

 デザート


 柿のソルベ(シャーベット)、梨のコンポート、栗の入ったガトーショコラです。
 これも余計な味付けはされていません。

 素材を生かすシンプルな調理法に好感がもてました。

スローフード自然派レストラン
「イロナキカゼ」
熊本県阿蘇郡南阿蘇河陰3716-1
TEL:0967-67-3633

イロナキカゼ (イタリアン / 南阿蘇水の生まれる里白水高原)
☆☆☆☆ 0.0


  


Posted by nori at 20:44Comments(0)食べ歩き

2009年08月14日

【ランチ】広東料理 香味彩

 今日は熊本市東部にある「香味彩」でランチを楽しんだ。
 ここは、週末ランチでよく利用する店の一つ。
 香味彩は熊本市内の中華料理では人気の店で、以前ほどではないがランチタイムはいつも混むので、11時30分の開店にあわせていくのがベスト。
 平日はランチがあってお得なので特に多い。
 僕らの定番メニューは、五目炒飯、五目タンメン、太平燕、海老シューマイなど。
 チャーハンは、海老、チャーシュー、レタス、卵などのシンプルな具と、ご飯のふわふわぱらぱら具合が絶妙。



 タンメンは、エビ、イカ、クワイ、うずらの玉子、白菜、にんじん、タケノコ、袋茸など色んなものが入っていて、麺はしこしこの卵麺、あっさり塩味で美味。
 薄味好みの僕たちには少し塩味が強く、後の方ではだんだんと味が濃く感じられるので、お酢を入れて緩和している。
 その後は、辛い自家製ラー油をかけ酸ラータン風にするなどして味を変えながら楽しむと一品で三度楽しめて満足感がある。


 
 エビシューマイは、シューマイの皮なし版で、えびと豚肉を粗めにたたいた具を、焼売の皮の代わりに水溶きかたくり粉でコーティングしたこの店のオリジナルだ。
 豚肉はひき肉ではなく、包丁で大きめにたたいてあるので、プリプリして何とも食感がよく、豚肉と海老の旨味がストレートに伝わってくる。
 この店の点心で一番好きなメニュー。



 なお、平日はランチメニューがあり、中華粥か白ごはんが選べおかわり自由なのでお得。
 白ごはんのお米も美味しいし、中華粥もお勧めなので、二人なら両方頼んでシェアすればお得感倍増だ。



 平日の夜と日・祝の昼限定のペアセット2名様分\3,000は、前菜2品、本日のスープ、本日の揚げ物、ご飯or中華粥(おかわり自由)好きな料理2品、点心、デザートのお得なセット。
 日曜日ちょっと贅沢なランチを楽しみたい人におススメ。
 メインは、全14種類の中から好きな料理を2つ選べていいですよ。

広東料理 香味彩
営業時間 11:30~14:30 17:30~22:30
住  所 熊本市戸島西2丁目4-30
  


Posted by nori at 17:38Comments(0)食べ歩き

2009年06月04日

日本料理とみた

 5月の初め、上通の小さな路地裏(「藪の内通」というそうです。)でひっそりと日本料理屋を営まれている「日本料理とみた」さんに伺いました。
 うっかりすると見過ごしてしまいそうな控えめな外観です。

 とみたさんは、コースの懐石料理中心です。
 私たちは、5,250円のコースにしました。

 まずは、目にも美しい前菜。

 茗荷寿司、酒盗、さつまいも、瓢型の卵焼き、などなど。
 これから始まる食事に期待が高まる綺麗な盛り付けですね。

 次は、蕨を葛で寄せたものです。


 お吸い物です。

 海老しんじょとジュンサイ。
 お出汁がきいています。
 見た目も綺麗ですね。

 ガラスの酒器が可愛らしく涼を誘います。


 石鯛とイカのお造りです。

 石鯛は、僕の大変好きな魚ですが、すばらしい歯ごたえと甘みでした。

 煮物。
 冬瓜、海老、椎茸の上に薄い餅がおしゃれです。


 鱸の焼もの。
 焼いた鱸に胡瓜を載せたもの。



 揚げもの。
 立体的な盛り付けが芸術的。



 蒸しもの。
 珍しい茶色のスポンジケーキのような見かけの大徳寺麩。



 ご飯もの。冷たいうどんです。 

 細めの五島うどんがしこしこしています。


 デザートは走りの琵琶。


 やはり、きちんと出汁をひいた和食のお店はいいものですね。

「日本料理とみた」
熊本県熊本市上通町8-16
TEL 096-351-0103
営業時間 11:30~14:00 18:00~22:00
  


Posted by nori at 22:36Comments(2)食べ歩き

2009年05月15日

【ランチ】ピエール・ド・ロンサール

 GWに西原村の高台にある「ピエール・ド・ロンサール」にランチに伺いました。
 このお店は少し高台にあり、テラスからの眺めや西洋とエスニックが融合した調度品などで、まるでアジアン・リゾートにきたような非日常の感覚を味わえる貴重なお店です。
 こんな感じです。





 ランチ・メニューは、スープ・サラダ・スパゲティ・デザート・コーヒーのセットで2,625円。
 ランチとしては少々お高いですが、たまには贅沢もいいじゃないってときにいいですよ。

 まず1皿目はニンジンのスープ。



 以前夏に伺った時は、カクテル・グラスに冷たいスープがお洒落に盛り付けられていましたが、今回は温かいスープがスープ・プレートに盛られていました。
 オレンジが美しくニンジンの風味が濃厚な美味しいスープです。

 次は、このランチのハイライト、サラダです。



 写真ではこのボリューム感が伝わらないのが残念ですが、これ、量が凄いんです。
 二人分が大きな鉢に盛られて出てきて、とにかく食べきれないほどのボリュームです。
 野菜好き、あるいはダイエットに夢中の女性などはきっと歓声をあげることでしょう。
 野菜の種類も多く、トマト、アスパラ、ブロッコリー、ニンジン、ピーマン、水菜、レタスなどなど。
 これらに白くさっぱりとした自家製マヨネーズのようなドレッシングがかけられ、粗挽きのブラックペッパーと薄くスライスしたチーズがトッピングされています。
 ブラックペッパーがとても効いていました。

 パスタは2種類からチョイスするシステムになっています。
 この日は、ボンゴレと牛肉のトマト・ソース。
 一つずつオーダーしました。



 ここのパスタはとても細い麺を使っています。
 早く茹であがるからでしょうか。
 自家製のタバスコが添えられます。
 世界一になったオリーブ・オイルにハバネロを丸のまま漬け込んであるそうです。
 数滴垂らすだけで、美味しいオリーブ・オイルの香りで全く違う風味になります。

 天気が良かったのでデザートはテラス席で。


 
 店名は、オーナーが好きな薔薇の名前からとったそうです。
 敷地内に100種類以上のバラが植えられており、食後にシェフに案内していただきました。
 ホスピタリティも気持ちのいいお店です。
   


Posted by nori at 16:13Comments(4)食べ歩き

2009年04月23日

【ランチ】BROSよしむら チョップド・ビーフ・ステーキ

 何年かぶりに「BROSよしむら」さんに伺いました。
 「BROSよしむら」さんは、チョップド・ビーフ・ステーキで有名なお店です。
 チョップド・ビーフ・ステーキとは、牛肉を包丁でせっせと叩いて少し粗めのミンチにした非常に手間をかけたハンバーグのこと。
 ハンバーグではなく、チョップド・ビーフ・ステーキと呼ぶところがお店のこだわりでしょう。

 夜は、150g、200g、250gと、ステーキ同様量が選べるシステムになっています。
 でも僕のような庶民には少々お高いのでランチで手軽に楽しませていただきました。
 ランチタイムは12時から。
 チョップド・ビーフ・ステーキ・ランチ1,300円なり。
 スープ、サラダ、メイン、ご飯かパン、コーヒーのセット。
 お昼にはちょうどいいボリュームです。

 トマトのスープ。
 トマトの酸味が爽やかでさっぱりとしたスープ。
 今の季節にぴったり。


 盛り付けが可愛らしいチョップド・ビーフ・ステーキ。


 これ、一皿、一皿付け合わせの野菜の盛り付け方が違うんですよ!遊び心溢れる嬉しい演出です。
 肉には、しっかりと下味が付けられ、そのままでも食べられますが、ソースや粒マスタードをつけても旨いです。
 火の通し具合が、絶妙。レアだが生ではなくちゃんと火が通っています。
 やわらかく肉の甘味がよく感じられて美味。 
 さっぱりしていながらもコクとうまみがあるチリ風味のトマトソースも好みだなあ。

 ジュージューと鉄板の上で音をたてるチェーン店のハンバーグとは一線を画す大人の味。
(あれはあれで美味しいと思いますが・・・デミグラス・ソースでこってりというのはちょっと苦手です。)

 御飯も炊き立てで、つやつやしていて美味しいですよ。

 久々に食べて楽しくなる美味しいランチを満喫しました。
 御馳走様でした。

   


Posted by nori at 10:02Comments(2)食べ歩き

2009年03月08日

草喰 常(つね)で懐石料理を食す

 夕べは、並木坂のとんと端っこにある和食の店「草喰 常(つね)」さんに行ってきました。



 お気に入りの和食店の店主から美味しいと教えていただいてそれなら一度伺ってみないとと、ずっと思っていたお店です。
 小さな店だと思っていたのですが、店内に入ると奥に小さな個室があり、2階にお座敷もあるようです。

 お料理はコース料理中心だそうです。 
  「ほろ酔いコース」(御飯なしで7品程度)、「常」(野菜中心、御飯・デザート付)、「草喰」(さらに魚料理が付く)、「?」(さらに肉料理が付く)などがありましたが、初めてということもあり、「まずは一通りお店の味を知っていただくには「常」がよろしいかと思います。」とのお店の方の勧めに従い、「常」コースにしました。

先附
 蕪の煮物椀。
 上品な薄味。


前菜
 前菜は、数多くの種類の料理が一皿に盛り付けれられていて目にも美しい一品。
 うるいの天ぷら、イイダコ、京にんじん、つわ蕗、黒豆、さつまいも、ユリ根、桜餅、蒸し鮑、オクラの胡麻和え、白身魚の昆布巻、ホタルイカの沖漬。


椀物
 筍しんじょの吸い物。
 竹の皮でしんじょを包んだ手の込んだ一品。しんじょだけでなく、下茹したタケノコも添えられていて美味。薄味。


お刺身
 真鯛、甲イカ、車海老、マグロの中トロ
 鯛が脂がのってくるのはまだこれからというところ。
 甲イカはねっとりとして甘く、車海老はプリッとしていてこれもまた甘味がある。
 中トロはきめ細かいサシが入っており、油が上質。お店の方も「いいマグロが入りました。」とおっしゃっていました。
 とにかく盛り付けが凝っている。黒の陶器の中に氷を敷き、上にざるを置いてその上に4種類の魚がコンパクトに盛りつけられとても綺麗。


焼物
 鰆の幽庵焼き
 見かけほど醤油の味は辛くなく、ちょうどいい塩梅のお味。
 桜の枝が添えられている。


煮物
 甘鯛と蕗。
 甘鯛は、しんじょに甘鯛の切り身を巻いたもの。しんじょは魚の甘味が感じられて美味しい。


酢の物
 海鼠、河豚の湯引き、アスパラ豆腐!


御飯
 幻の?五島うどん。
 うどんなのに蕎麦のような色がついている。
 小麦粉の皮を一緒に練りこんであるのだそうだ。
 板長の手打ち。
 グニュグニュとしたすごい腰と食感。うどんというよりグルテンそのものを食べているような弾力がある。
 麺つゆはお出汁の香り高い薄味でたっぷりつけても辛くないのがいい。(竹のそば猪口にたっぷりと入れてあるので僕なんかはつい勿体ないなあと思ってしまうのだが・・・)
 

デザート
 梅ゼリー。さっぱりとした上品な甘さ。もう少し酸味があってもいい。
 

以上9品。

 非常に手間のかかったきちんと仕事をした日本料理を食べさせていただき、塩梅も私たちの口にちょうど良く大変満足しました。
 初めて伺ったお店でこのように満足するのは久しぶりのことです。
 単品も充実しているので、次はカウンターに座り単品で注文してみたいと思います。

 お店のスタッフの方もとても感じがよく、季節を感じさせる盛り付けなど、なじみの料理旅館に泊まっているような居心地のいい空間、そして大満足のお料理、ハレの日に伺いたいお店です。

四季の懐石・精進料理 草喰 常(つね)
電話 096-353-0817
熊本市南坪井町6-4(並木坂)

  


Posted by nori at 16:46Comments(5)食べ歩き

2009年03月08日

【週末ランチ】蕎麦 手打ち百藝 中の森

 土曜のお昼は、僕のお気に入りの蕎麦屋さんである「中の森」に伺った。
 ここは、JR水前寺駅の目の前にある比較的新しい蕎麦屋さんで、申し分のない腰と香りの絶品十割蕎麦の店だ。

 ここのお勧めはなんといっても発芽させた蕎麦の実を挽いた「発芽そば切り」だ。
 強い腰、独特の甘みと芳醇な香りが絶品。
 皮のつぶつぶ感が残り少しざらっとした食感があるのもいい。
 冷たい蕎麦は他に田舎、挽きぐるみ、更科とあり、どれも強い腰がある。
 それぞれに個性があるのでお好みでどうぞ。
 「四季そば」といって、更科に季節の野菜などを練りこんだ変わりそばもある。
 今回は、ゆず風味でとても香りがよかった。
 温物のかけそばも、固ゆでの麺と、鰹の香り豊かな薄味の出汁が絶妙。
 僕はいつも二人で行くので、発芽そば切りと天ぷらもりそばといった頼み方をして半分個して食べる。
 食後、たっぷりの濃厚なそば湯を持ってきてくれるのも嬉しい。

 店構えは古民家をリノベーションした上乃裏通風で、しっとりと落ち着いた雰囲気。ランプシェードが吹きガラスであったり器に熊本のベテラン陶芸家、山幸窯のものを使っていたりと細部に渡って店主のこだわりを感じる。

 接客もとても感じがよく毎週でも行きたくなる一押しの蕎麦屋である。

 これが発芽蕎麦切り。

 ひと際香り高いこの店のスペシャリテ。

 天ぷらともりそば

 蕎麦は挽きぐるみ。

 僕はこの店の蕎麦を食べてからますます普通の二八蕎麦が物足りなくなってしまった。

おすすめ!
 発芽そばきり (1,000円)
 挽きぐるみ (800円)
 田舎 (800円)
 天ぷらもりそば (1,200円)
 かけそば(800円)

手打百藝 中の森
 熊本市水前寺3-6-2
 TEL 096-387-6340
 営業時間 11:00~19:00(売り切れ次第閉店)
  


Posted by nori at 12:20Comments(2)食べ歩き

2009年03月01日

週末はイタリア料理「Patori(パトリ)家」で

 土曜日、東京塚にあるイタリアン・レストラン「Patori家(パトリヤ)」に伺った。
 しばらくご無沙汰していたが、先日久しぶりにランチを食べたらやはり美味しかったので、今度は本格的にディナーを食べに来たのだ。

 リーズナブルで美味しいイタリアンを食べられるとあって人気らしくこの日も予約で満席。
 その後も入れ替わり立ち替わり客足が途絶えることがない。
 少し郊外にあるので、予約した方がいいだろう。
 ここまできて、いっぱいで入れなかったらかなりがっかりしてしまう。

 前菜は、日替わりの鮮魚のカルパッチョ。この日は、自家製サーモンマリネ、赤メバル、あおりイカのゲソをパレット皿に盛りつけていただいた。



 カンパチもあったがあまり好きではないので除いてもらった。
 味付けは岩塩、オリーブオイル、バジル・ペースト。

 前菜にもう一品。24か月熟成ハモン・イベリコの生ハムを使ったサラダ。青野菜にレンズ豆、カボチャ、サツマイモなどの温野菜が添えられ、上に厚切りの生ハムがたっぷりと乗せられている。
 箸が進む、ワインも進む。
 これはがっついたので写真を取り損ねた。

 メインは、ひな鳥のロースト、国産レモンのソースで。



 焼き加減が絶妙で皮はこんがりきつね色で肉はしっとりプリッとしており美味しい。
 レモン・ソースでさっぱり。

 ワインは、神の雫で有名になったウマニ・ロンキ社のヨーリオ・モンテプルチアーノ・ダブルッツォ2,980円を頼んだ。

 順番が前後したが、パスタは、活き伊勢海老とドライ・トマトのパスタをオーダー。
 直前まで生きていた伊勢海老を贅沢に使った一皿。
 イセエビの身が甘くぷりぷりしていて実においしい。
 パスタは細めの麺で完璧なアルデンテ。



 デザートは、塩トマトとジンジャーのジェラート。
 シェフは、ドルチェにも力を入れていて、いつも何種類ものジェラートを準備している。
 僕はあまりデザートを頼まないが、ここのは、ちょっと珍しい食材を使っていて思わず頼んでみたくなるものが多い。
 


 本当にいい店だが、もっと良くなってほしいので、あえて苦言を呈するとすれば、それは、オーダーしたすべての料理にバジル・ペーストとパプリカ・パウダーが使われていた点だ。
 一皿一皿に変化があった方が飽きがこないと思うのだ。

 それにしてもシェフの熱心さには頭が下がる。
 睡眠時間を削って、いつも数多くのメニューを準備している。
 本当に料理が好きなのだろう。
 時折、料理教室もやっているそうだ。
 若いスタッフも、料理が大好きな人ばかりで、みんな熱心で好感が持てる。
 (関係ないが、シェフはミス・チルの桜井さんに少し似ていると僕は思う。鼻筋がシュッと通っていて男前だ。)

 パトリ家は、たっぷりと美味しい物が食べられて財布にも優しい実力店だ。

Patori家 (パトリヤ)

TEL 096-382-1154
住所 熊本県熊本市東京塚1-22
交通手段 車、バス(三山荘、小峯、小峯営業所行き)
定休日 水曜 第1・第3日曜ランチ休み


  


Posted by nori at 21:34Comments(2)食べ歩き

2009年02月15日

フランス菓子 ラ・ティエンヌ トリュフ・ドンペリニョン

 県庁のすぐ側にある「ラ・ティエンヌ」
 甘いものはほとんど食べない僕らだが、チョコレートだけはコーヒーのお供によく食べる。
 このお店は、素材のほとんどがフランス産を使っているそうだが、僕はチョコレートを使用したものが特に美味しいと思う。
 中でも、バレンタインデー限定の「トリュフ ドンペリニョン」は絶品だ。
 ドン・ペリニョンの風味は微かだが、とにかくチョコレートが美味しい。
 口どけは滑らかで甘すぎずエレガントな味わい。
 なんとも贅沢な逸品だ。 

  


Posted by nori at 22:29Comments(0)食べ歩き

2009年02月14日

フランス料理 ラ・プティ・オーベルジュ

オーナーシェフの川口さんのぼくとつな人柄に惹かれ、学生時代から20数年来、通っているお店。
2月11日は僕の誕生日だったので、久しぶりに仁王さん通りにある「フランス料理 ラ・プティ・オーベルジュ」に伺った。
今はあまり宣伝をせず、自分の料理が好きだという人たちに食べてもらいたいとひっそりと店を営んでおられるそうだ。
メニューはなく、お任せで一通りコースを組み立てていただいた。

自家製のパン。皮がパリッとして美味しい。


前菜のフォアグラのテリーヌ
まったりと濃厚な一皿。


三陸産牡蠣のグラタン
チーズをふりかけ、軽く焼いた程度。
磯の香りが何とも言えない旨さ。


ロールキャベツのスープ仕立て
滋味あふれる優しい味わい。


真鯛のムニエル サラダ風


骨付きイベリコ豚のグリル
10kgの骨付き肉を仕入れたそうだ。
ボリュームたっぷりの一皿。
脂身が独特の甘味があって美味しい。
付け合わせのセロリとコリアンダーが口の中をさっぱりさせてくれる。
おなかいっぱいになった。


調理法は以前にも増してますますシンプルになっているようだ。
素材の魅力を活かし、魚や肉はほぼ塩こしょうだけの焼きっぱなし、三陸産の牡蠣のグラタンですらパルミジャーノ・レジャーノをふりかけて炙っただけといった具合だ。
でも、これがどれも旨い。
川口さんの人柄がにじみ出た実直な料理だ。
ワインは持ち込みが多いそうだ。
予約時に相談してみよう。
  


Posted by nori at 21:33Comments(4)食べ歩き